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神戸の高級住宅地 芦屋の魅力

広大な敷地面積を持つ高級住宅街が立ち並ぶ芦屋エリア。東の田園調布と並び西の芦屋として、高級住宅街としてのイメージや知名度は全国的に浸透しています。ここでは、芦屋の魅力や歴史、坪単価などについてまとめています。

神戸の高級住宅地 芦屋の魅力について

神戸エリアはもとより、関西地方、いや全国的にも高級住宅街としてあまりにも知名度の高い芦屋。その気品あるイメージを維持・向上させるため、芦屋市は「国際文化住宅都市」を目指し、市内全域の美しい景観を保つことを重要な施策の一つとしています。
どのエリアを切り取っても高級住宅街としてのたたずまいを持つ芦屋ですが、中でも特に多くの方の憧れの場所として知られているのが「六麓荘町(ろくろくそうちょう)」。芦屋駅から北へ30分ほど歩く場所にある住宅街で、街全体には信号機や電柱が見当たりません。マンションや商業施設、コンビニすらもありません。そこにあるのは、1区画400㎡以上の戸建て住宅のみ。ひたすら心穏やかに住むことを目的とした、景色の良い高級住宅街です。
六麓荘町の街並みを支えているのは六麓荘町町内会。町内に住宅や別荘を新築する際の独自基準として、美しい街並みを守る目的で「六麓荘町建築協定」を設けています。

芦屋の坪単価

2022年(令和4年)のデータによると、芦屋市の平均坪単価は123万2907円/坪で、平均地価は37万2954円/m2となっています。平均地価の前年比は3.321%の上昇です。
1983年からのデータを振り返ってみると、最高値となった時期が1991年(平成3年)。平均坪単価は441万6869円/坪で平均地価は133万6111円/m2でした。
以後、バブル崩壊の影響で地価は下がり続けましたが、他の一般的なエリアよりもだいぶ早く2005年(平成17年)には地価が底打ち。以後、多少のブレはあるものの基本的には地価上昇が続き、2012年(平成24年)から2022年(令和)の現在まで毎年、前年比でプラスが続いています。

芦屋の交通事情

鉄道の交通事情

異なる場所にJR線の芦屋駅、阪神線の芦屋駅、阪急線の芦屋川駅がありますが、地域で主要駅として利用されているのはJR線の芦屋駅です。
もとより芦屋市は神戸市に隣接しているため、鉄道での神戸市への移動はスピーディ。快速に乗れば20分以内で三ノ宮まで到着します。反対方面に乗車すれば、大阪も20分以内で到着します。
JR芦屋駅は、新快速も停車するJR神戸線の主要駅の一つなので、乗り換え不要でさまざまな方面への移動が可能。鉄道事情に恵まれたエリアと考えて良いでしょう。

バスの交通事情

JR芦屋駅は阪急バス芦屋浜営業所の拠点。北バスターミナルと南口停留所も含めると、阪急バスの乗り場は7ヶ所もあります。
芦屋駅を拠点とした阪急バスの主な停留所は、苦楽園、阪急夙川、芦屋病院、阪神打出、潮芦屋、阪神芦屋駅、奥池、有馬温泉など。他にも多方面に向けた路線があります。
尼崎、JR西宮、阪神西宮、三ノ宮駅などを経由する阪神バスや、JR甲南山手方面に向かうみなと観光バスなどもJR芦屋駅から利用できるなど、芦屋のバス事情はとても良好です。

自動車の交通事情

JR芦屋駅の南側には、JR路線と並行するかのように国道2号線があります。さらに南側には阪神高速3号神戸線もあります。景色の良い阪神高速5号湾岸線も利用できるなど、自動車での移動に不便はありません。
市内の中心部には、整然と区画された網の目のような道路が広がります。やや狭い道路もあるので、該当する道路では運転する方も歩行する方も注意しましょう。

芦屋はこんな街

東洋一の別荘地を目指して開発された六麓荘町

「六甲の麓に東洋一の別荘地を作る」との思いを込めて名づけられた六麓荘町という地名。豊かな自然以外に何もなかったその地で開発が始まったのは、今から90年以上前の1928年(昭和3年)のことでした。
開発を主導したのは「株式会社六麓荘」。大阪の経済人が中心となって設立された開発会社で、国有林の払下げを受ける形で開発をスタートさせました。
開発のモデルとなった地域が香港島の白人専用地区。海外渡航が一般的ではなかった時代に何度も香港島へ渡航し、現地でイギリス風の街づくりの手法を徹底して学んだとのことです。
金儲け主義を動機とせず、「このような街に住みたい」という純粋な思いが動機だったからこそ、今の理想的な六麓荘町へとつながっていったのではないでしょうか。

六麓荘町の街並みを守るため、いわゆる「豪邸条例」が可決

町内会が中心となって守り続けた独自の建築基準「六麓荘町建築協定」。長らく六麓荘町の理想の街並みを守り続けた民間のルールでしたが、2000年前後から、このルールを逸脱したミニ開発が周辺で活発化。大きな敷地を分割して小さな住宅が複数建つなどの例も見られるようになり、町内会は紳士協定としての「六麓荘町建築協定」に限界を感じはじめていました。
そこで町内会は、「六麓荘町建築協定」を強制力のあるルールに昇格させるため、市との協力のもとで条例化に尽力。2007年、実際に協定の一部が芦屋市の条例として成立し、全国的にも知られる、いわゆる「豪邸条例」が誕生しました。

戦災・震災からの復興

広く知られた話とは言えませんが、実は芦屋は、太平洋戦争の空襲により甚大な被害を受けたエリアでした。1945年5月11日の空襲にはじまり、計4回にわたる芦屋への空襲。特に同年8月5日の夜半から落とされた約1,500発の焼夷弾により、芦屋市には壊滅的な被害がもたらされました。
終戦を迎え、高度経済成長やバブル景気などで街が復興する中、1995年に阪神・淡路大震災が発生。人的被害は兵庫県下3番目で、神戸市、西宮市に次ぎ、市内では444名もの尊い命が失われました。なお六麓荘町は、その眺望の良さが自慢ですが、眺望の良い土地形状ゆえに土石流を経験したこともあります。
現在は高級住宅街としてのイメージばかりが先行する芦屋ですが、そのイメージの背景には、過去の数々の苦難があったことを忘れてはいけません。

まとめ

高級住宅街として全国的に名高い芦屋。そして、芦屋の中でも特に気品のあるエリアとして知られる六麓荘町。多くの人たちが憧れる理想郷のような街ですが、芦屋という理想郷は、お金だけの力で自動的に生成された街ではありません。先人たちの、そして現在住まう人たちの継続的な努力があってこそ、その理想郷が維持されていることを忘れてはならないでしょう。
眺望が良く、自然豊か。交通の便も良好な芦屋。ゆとりある神戸エリアの高級住宅街で穏やかに暮らしていきたいという方は、ぜひ芦屋エリアでの注文住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

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