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垂水エリアと塩屋エリアに分けられる垂水区は、山と海に近い豊富な自然に囲まれた地区です。垂水区の特徴や教育環境、交通面、坪単価など住みやすさについてまとめています。
神戸市の南西部に位置する垂水区は、ショッピングセンターや商店街などがあり賑やかな垂水エリアと、海と山が近く落ち着いた雰囲気の塩屋エリアに大きく分けられます。山を切り開いて街を形成したことからも、いたるところに自然があり、緑豊かな公園や海岸と環境は良いです。ただ、丘陵地のため高低差が激しい場所から緩やかな場所と様々。坂道が多いですが、見晴らしの良い高台も多いです。
垂水区の中でも、青山台から塩屋町付近、明治時代にかけて移住したアメリカ人やイギリス人が住んでいた洋館が残っている「ジェームス山」は、高級住宅街として知られています。山林約7万坪に60棟以上の外国人向け住宅を私財で建てて開発したE・W・ジェームスの名前に由来。今もなお、美しい景観が維持されています。
垂水駅周辺には保育園・幼稚園・小学校とあり、図書館などの公共施設、塾も多数揃うなど、小さいお子さんの教育には申し分ない環境です。また、ショッピングセンターや商店街も多くあるので、普段の買い物にも不自由しません。
一方、塩屋駅周辺は海や山など自然に囲まれたエリアとして公園も多く、小さいお子さんたちの遊び場に困らないファミリー世帯向けのエリアとなっています。
神戸市垂水区で高級注文住宅を建てたい方へ
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垂水駅から山陽本線(JR神戸線)で姫路駅まで約40分、三宮駅までは約20分、大阪駅までは約50分の距離。また、山陽電気鉄道も走っています。路線バスは神戸市営バスと山陽バスが走っています。
ちなみに、塩屋エリアでは道路の道幅が狭い場所が多く大型バスでは通るのが難しいため、2017年より乗客定員9名ほどのバン車両による地域コミュニティ交通「しおかぜ」を運行しています。さらに、「しおかぜ」でも運行が厳しい急勾配や狭隘な道路幅員がある望海台地域では、利用者の予約に応じて運行するオンデマンド型のコミュニティバス「望海(のぞみ)」を導入。地域の足となる交通の充実に力を入れています。
兵庫県警が公表している「令和5年度中の市区町別主な刑法犯認知状況」を参照すると、垂水区の犯罪件数(人口1000人あたり)は「4.4(総数917件)」で、人口比で考えた場合は神戸市全体で下から2番目という状況でした。また、神戸市内で最も犯罪件数が少ない北区(4.3)とほぼ同じであり、垂水区は神戸市内でも特に治安の良いエリアだと考えられます。
なお実際の刑法犯の数は多いものから自転車の窃盗、器物損壊、そして特殊詐欺という順になっており、被害を避けるためには日常生活における防犯対策や危機管理の意識が大切になるでしょう。
2022年の北区の公示地価は、平均坪単価が38万9820円(地価平均11万7920円/㎡)となっています。
前年度に比べて価格は上昇しています。区内では舞子台の坪単価平均52万7272円(地価平均15万9500円/㎡)が高く、低価格となっているのが名谷町で坪単価平均15万3388円(地価平均4万6400円/㎡)です。
公示地価の最高値は1991年の35万5400円/㎡、最安値は2013年の11万4912円/㎡となっています。
垂水駅の周辺エリアには昔ながらの商店街の他にもスーパーやショッピングセンターなどの商業施設があります。漁港も近いため新鮮な魚介類を購入が可能です。垂水区の中でも活気のあるエリアとして地元住民に愛されています。また、垂水駅エリアは車やバイクで淡路島や四国へ遊びに行こうとする人々にとって、明石海峡大橋の視点にもなっているエリアです。多くの観光客や旅行客が訪れるエリアとしても知られています。
バスの交通網も整備されており、電車やバスを使って区内を移動したり三宮や元町エリアなどへ遊びに出かけたりする際にも便利です。
舞子駅の周辺エリアは明石海峡大橋と瀬戸内海を眺めながら、落ち着いた生活環境の中でリラックスタイムを過ごしたい人におすすめの地域です。古くは保養地として知られており、高度経済成長期以降は住宅エリアとしての性質を持つようになりました。また、保養地の名残を思わせる観光名所として兵庫県立舞子公園旧木下家住宅や旧武藤山治邸といったスポットも。さらに明石海峡大橋まで舞子駅から300mという立地もポイントです。
なお、舞子公園の中にある孫文記念館は現存する日本最古のコンクリートブロック造建造物として国の重要文化財に指定されています。
塩谷駅エリアは、観光客のアクセス拠点としても利用される垂水駅エリアと比較して、地元住民の生活空間として利用されている地域といえるでしょう。また、塩谷駅からは瀬戸内海の美しい景色が望めます。一方で塩谷駅は神戸市内の高級住宅街であるジェームス山の最寄り駅です。加えて旧ジェームス邸や旧グッゲンハイム邸といった明治時代から昭和初期に建てられた洋館も現存しています。ドラマの舞台として利用される観光地としての魅力も備えている点が特徴です。
日用品の買い物にはエリア内にあるショッピングモールやスーパーを利用できます。
にぎやかな商業施設の多い場所もあれば、海・山などの雄大な環境も楽しめる神戸市垂水区。明石大橋などの有名観光スポット、海老や海苔などの漁業など、同じ区内に様々な顔を持つ魅力的なエリアです。
垂水区のみどころ、おすすめスポットをチェックしてみましょう。
明石海峡大橋は、神戸市と淡路島の間をつなぐ全長3,911mの橋。1988年に着工し、10年もの歳月をかけて1998年に完成しました。中央支間1,991mは、世界の吊り橋の中でも最大級と言われています。
基本的には輸送・移動の実用を目的とした橋ですが、その壮大な景観から神戸の観光名所としても人気。下から橋を眺めるだけではなく、「明石海峡大橋ブリッジワールド」と称する橋上のツアーも楽しめるなど、現地を訪れた人たちをおもてなしするサービスも用意されています。
橋上ツアーでは、高さ300mの主塔から360度の絶景パノラマを堪能。夏休みの思い出作りの1つとして、親子連れも多く訪れているようです。
五色塚古墳は、神戸市垂水区にある全長194mの前方後円墳。4世紀終わりから5世紀はじめに築造された遺跡とされ、兵庫県下では最大の前方後円墳として知られています。
墳丘は3段。それぞれの表層には大小の石がびっしりと敷き詰められています。築造当時に使用された石の総数は、実に223万個、総重量は2,784トンと言われます。
1921年(大正10年)、国の史跡として指定。1965年(昭和40年)から整備事業が始まり、1975年に現在の姿として完成しました。
場所はJR・山陽電鉄「垂水駅」から徒歩10分。12月から3月までは月曜定休、4月から11月までは年中無休で公開されています。
アジュール舞子は、垂水区海岸通にある海水浴場「舞子海水浴場」のこと。明石海峡大橋の建設時、舞子海外を整備したことをきっかけにオープンした人工砂浜の海水浴場です。
海水浴のほか、磯遊びや釣り、ゴルフ、ウォーキングなどの様々な楽しみ方が可能。中でも特に人気の1つがバーベキューで、利用を希望する前日17時までに予約すれば、無料でバーベキュー区画を利用できます。全10区画しかないので、予定が決まり次第、早めに予約するようおすすめします。
場所は山陽電鉄「霞ヶ丘駅」から徒歩5分、JR「舞子駅」から徒歩7分。合計396台を停められる2つの駐車場も用意されています。
舞子公園は、垂水区東舞子町にある県立公園。かつて明治天皇がこよなく愛した地としても知られ、1900年(明治33年)には兵庫県で初の都市型公園として開園しました。明石大橋を下から望める公園としても知られています。
園内には、旧木下家や旧武藤山治邸、孫文記念館、松林など複数のみどころがありますが、とりわけおすすめは公園から海を臨む景色。沈んでいく夕日と明石大橋が重なり、まるで絵画のようにロマンチックな景色が壮大に広がります。
明石海峡大橋の中にある展望施設&展望レストラン「Tom's Cafe」も、ぜひチェックしておきましょう。
ジェームス邸は、かつて外国人居住地として「ジェームス山」を開発したアーネスト・W・ジェームス氏が住んでいたジェームス山の一角にある旧邸宅。オレンジ色の丸瓦と肌色の土壁、アーチ状の玄関ポーチなど洋館特有の風合いを呈する一方、陶製の泰山タイルや竜山石の石積など和風エッセンスも織り込まれた魅力的な建築物です。
屋内は、まるで世界のVIPをもてなすかのようなスパニッシュ系の重厚な内装。風光明媚な観光スポットとしても知られていますが、ガーデンやチャペル、宴会場を併設する結婚式・披露宴の会場としても利用されています。
旧グッゲンハイム邸は垂水区塩谷町にある木造2階建ての異人館です。竣工は遅くとも1912年(明治45年)とされています。100年以上にわたって現存するコロニアルスタイルの美麗な洋館です。
ドイツ系アメリカ人の貿易商グッゲンハイムによって1915年まで使用され、その後はオーナーを変えながら一時期は市内企業の社員寮としても利用されました。
阪神淡路大震災の影響や老朽化が重なり2000年代には取り壊しの可能性も生じましたが、ステンドグラス作家らの尽力によって修復。現在はさまざまなイベントが開催されており、人々の生活に定着しています。
舞子海上プロムナードは、兵庫県立舞子公園の一部として併設されている全長約317mの遊歩道。明石海峡大橋の付帯施設として1998年に開設された遊歩道で、海面からの高さは約47m、陸地からの高さは約150m、明石海峡へ突出するようにして回遊する人気の散歩コースです。
入口1階には明石海峡大橋の歴史などを開設した資料やDVDシステムを用意。8階のラウンジには、大橋の主塔と同じ高さに上った気分を堪能できる展望カメラシステムがあります。
ガラス張りの床を通じ、47m下の海を見下ろしながら1本の丸太を渡りきるスリルある丸木橋も人気。
橋の科学館は、明石海峡大橋をテーマに架橋の歴史や技術等を伝えるサイエンスミュージアム。明石海峡大橋の概要や設計・建設などの紹介コーナーのほか、360度VR体験コーナーや40mの風洞実験模型、3Dシアター・ギャラリー、ミュージアムショップなど、様々なみどころを凝縮した施設として人気です。
海に面した南側は全面ガラス張りにし、横長のテーブルとチェアを設置。明石海峡大橋と瀬戸内海を一望しながら、自販機の飲み物を片手に一休みできるスペースです。
JR・山陽電鉄「舞子公園駅」から海側へ徒歩5分。入館料は大人310円、小中学生は150円と良心的な設定です。
転法輪寺は、垂水区名谷町にある真言宗の古刹。本尊として配した阿弥陀如来にご真言を唱えることで、家内安全や息災延命、交通安全等の功徳を受けられるとして古くから地域の檀家・信徒に親しまれています。
建立は806年(大同元年)。平城天皇の病気平癒を祈願して建立された寺と伝えられています。本尊の阿弥陀如来は国の重要文化財に指定。参道の原生林は兼の帆五輪に指定。子授けの心願も叶うとされる庫裡の庭の男根石も有名です。
「中山バス停」から徒歩7分。駐車場も用意されているので、自家用車での参拝も可能です。
海神社は、垂水区宮本町にある歴史ある神社。「海神社」という名からも連想される通り、航海安全や漁業繁栄の神として古くから信仰の対象とされてきた神社です。
建立の経緯には神話も含まれるため、実際に創建された時期は不明ですが、神社の周囲からは縄文土器・弥生土器が発掘されたり、神社から西方550mの場所には五色塚古墳があったりなど、神社周囲は考古学の対象となる時代から繁栄していたようです。
現在では、夏祭りや秋祭り、節分、結婚式などで地域の人たちから広く親しまれています。
JR「垂水駅」から徒歩1分の好立地。境内には駐車場も用意されています。
神戸市立平磯海づり公園は、垂水区平磯にある全長1,400mの海釣り専用公園。休日はもとより平日も公園に釣り好きの人たちが集い、明石大橋や淡路島を眺めながら終日ゆっくりとフィッシングを楽しんでいます。
もともと国内有数の漁場としても有名なエリアなので、釣りがはじめての人でも意外な大物が釣れることもしばしば。アジ、ベラ、マダイ、サバ、メバル、コブダイ、ウミタナゴ、アオリイカ、ハマチ、アイナメなど、実の多彩な魚が上がります。
4時間の利用料金は、大人1,000円で子供600円。阪神・山陽電車「東垂水駅」から徒歩約3分です。
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